調査・研究

第18回国のかたちとコミュニティを考える市長の会を開催しました

第18回国のかたちとコミュニティを考える市長の会を開催いたしました

 

11月11日(火)、全国都市会館地下1階第3・4会議室にて、第18回 国のかたちとコミュニティを考える市長の会が開催されました。

この会議は、市長・特別区長有志が参画し、都市自治体の直面する政策課題について自由に議論し、相互の問題意識の深化と情報交流を図るとともに都市ガバナンスの向上に役立てることを目的とするものです。この会議は会員制を採らず、市長自らが自由に参加できる場です。

 

 

<議事次第>(議事概要はこちら
1.開会
2.趣旨説明・豊島区 高野之夫 区長
3.議題 「自治体広報」
進行役・大阪狭山市 吉田友好 市長
基調講演・北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院メディア・コミュニケーション研究院客員教授 北村倫夫 氏
問題提起・和光市 松本武洋 市長・流山市 井崎義治 市長・坂出市 綾宏 市長
意見交換
4.閉会

 

今回のテーマは「自治体広報」です。近年、分権化の進展により自治体独自の政策と政策発信力が求められています。加えて、都市の魅力を広く発信し、住民の愛着心や誇りを醸成するとともに、都市外からの認知度やイメージを向上させ、交流・定住を促進する必要があります。広報媒体が多様化する中、効率的・効果的な広報を行うために、自治体広報のあり方について考える必要があります。そこで、会議の前半では、自治体広報の意義と諸論点について、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院メディア・コミュニケーション研究院 北村倫夫 客員教授にご講演いただき、質疑応答を行いました。会議の後半では、前半での議論を踏まえつつ、会議の後半では、自治体広報の実態、効果的な取組みや今後検討すべき課題等について、参加市長及び基調講演の講師による意見交換を行いました。

 

まず、豊島区 高野之夫 区長に趣旨をご説明いただきました。

 

大阪狭山市 吉田友好 市長に進行役をしていただきました。

 

北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院メディア・コミュニケーション研究院 北村倫夫 客員教授に、戦略的広報の必要性、戦略的広報のためのマネジメントの革新、戦略的な政策広報のあり方についてご講演いただきました。その後の質疑応答では、参加市長による活発な質疑が行われ、自治体広報の役割や今後の課題等について、理解を深めることができました。

 

会議の後半では、3名の市長から、自治体広報における各都市の取組みや今後の課題について問題提起をいただくとともに、参加市長及び基調講演の講師による意見交換を行いました。

 

和光市 松本武洋 市長より問題提起をいただきました。

 

流山市 井崎義治 市長より問題提起をいただきました。

 

坂出市 綾宏 市長より問題提起をいただきました。

 

問題提起後の意見交換も活発に行われ、現場の意見を出し合いました。

それぞれの市が抱える問題点の提起、そして市長の交流の場としても大変有意義な会になりました。

 

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