ドイツにおける都市経営の実践─市民活動・都市内分権・都市圏経営の諸相─
ドイツにおける都市経営の実践─市民活動・都市内分権・都市圏経営の諸相─
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2013年度、日本都市センターでは、「地域コミュニティの活性化に関する研究会」(座長 名和田是彦 法政大学教授)を設置し、日本の都市自治体における、地域コミュニティのあり方と今後の展望について、学術的観点と実務的観点の双方から調査研究を実施した。本調査研究では、地域コミュニティ政策を通した都市内分権の進展が論点の1 つとして取り上げられている。
本調査研究を受け、研究会においてなされた議論のさらなる深化を図るとともに、全国の都市自治体や学識者等に海外の事例に関する情報提供を行うため、2014年3月に、ドイツにおける都市内分権、市民活動奨励政策、都市圏経営の3点について、調査を実施した。本ブックレットは、現地調査に赴いた委員、及び当センター研究員が執筆した論文をまとめたものである。
第1部 都市内分権
第1章 ドイツの都市内分権の歴史と特徴
(法政大学法学部教授 名和田 是彦)
第2章 ドイツにおける都市内分権制度と区評議会~4市の比較を通じて~
(日本都市センター研究室研究員 三浦 正士)
第2部 市民活動奨励政策
第3章 ドイツの市民活動奨励政策の現状と課題
(法政大学法学部教授 名和田 是彦)
第4章 ドイツにおける市民活動の展開
(日本都市センター研究室研究員 三浦 正士)
第3部 都市圏経営
第5章 ドイツにおける都市圏経営の発展とその論点
(法政大学法学部教授 名和田 是彦)
第6章 ドイツ都市圏における広域連携の展開~ハノーファー都市圏とフランクフルト都市圏の挑戦~
(日本都市センター研究室研究員 三浦 正士)
資料編
都市内分権に関するドイツの法律の規定例
(訳:法政大学法学部教授 名和田 是彦)
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