第19回国のかたちとコミュニティを考える市長の会を開催しました
第19回国のかたちとコミュニティを考える市長の会を開催いたしました
6月1日(月)、日本都市センター会館(都市センターホテル)5階「スバル」において、第19回 国のかたちとコミュニティを考える市長の会が開催されました。
この会議は、市長・特別区長有志が参画し、都市自治体の直面する政策課題について自由に議論し、相互の問題意識の深化と情報交流を図るとともに都市ガバナンスの向上に役立てることを目的とするものです。この会議は会員制を採らず、市長自らが自由に参加できる場です。
<議事次第>(議事概要はこちら)
1.開会
2.趣旨説明・和光市 松本武洋 市長
3.議題 「社会保障と受益者負担」
進行役・松戸市 本郷谷健次 市長
基調講演・慶應義塾大学経済学部教授 駒村康平 氏
問題提起・流山市 井崎義治 市長・伊豆市 菊地豊 市長・浦安市 松崎秀樹 市長
意見交換
4.閉会
今回のテーマは「社会保障と受益者負担」です。社会保障に関する国や地方自治体の歳出は毎年増加の一途をたどっています。このため、現在、国においては社会保障と税の一体改革が進められていますが、社会保障における都市自治体の役割は極めて大きく、社会保障制度改革については国と地方が一体となって、地域の実情に即し、持続可能かつ安定的な社会保障制度を確立することが重要であると考えます。そこで、会議の前半では、人口減少・少子高齢社会における社会保障制度のあり方について、慶應義塾大学経済学部 駒村康平教授にご講演いただき、質疑応答を行いました。会議の後半では、前半での議論を踏まえつつ、社会保障の取り組みや解決すべき課題等について、参加市長及び基調講演の講師による意見交換を行いました。
まず、和光市 松本武洋 市長に趣旨をご説明いただきました。
松戸市 本郷谷健次 市長に進行役をしていただきました。
慶應義塾大学経済学部 駒村康平教授に、今後の日本社会と社会保障と税の一体改革、マクロ経済スライドと年金給付、受益者負担と資産の活用についてご講演いただきました。その後の質疑応答では、参加市長による活発な質疑が行われ、今後の受益者負担の考え方や現行の社会保障の問題点、今後の課題について、理解を深めることができました。
会議の後半では、3名の市長から、社会保障における各都市の取組みや今後の課題について問題提起をいただくとともに、参加市長及び基調講演の講師による意見交換を行いました。
流山市 井崎義治 市長より問題提起をいただきました。
伊豆市 菊地豊 市長より問題提起をいただきました。
浦安市 松崎秀樹 市長より問題提起をいただきました。
問題提起後の意見交換も活発に行われ、現場の意見を出し合いました。
それぞれの市が抱える問題点の提起、そして市長の交流の場としても大変有意義な会になりました。
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