地域中核的都市に関する調査研究1999
地域中核的都市に関する調査研究
1.調査研究の趣旨
各地域において中核的・中心的機能を担っている都市(以下、地域中核的都市と呼ぶ)は、今後の地域振興の核として、また地方分権の担い手として大いに期待されているところである。しかしながら、社会経済が激変する中で、こうした諸都市においても様々な問題が生じている。その中でも中心市街地の衰退が大きな社会問題となっており、地域中核的都市はもとより、周辺自治体からも問題解決が求められている。また、地方分権により、都市自治体に権限の移譲が行われ、各自治体が主体的にまちづくりを行える条件が整いつつあるが、その際の可能性や問題点を整理し、これからのまちづくりに活かす方策について検討する必要がある。
そこで、地域中核的都市-特に近世城下町を基盤とする都市(以下、城下町都市と呼ぶ)-を取り上げ、その実態、今日的な課題等を明らかにしたうえで、中心市街地の再生に向けた総合的、自律的なまちづくりのために、必要な制度的対応方策等について調査研究を行っている。
2.地域中核的都市調査研究委員会 委員名簿
委員長 | 佐藤 滋 | 早稲田大学理工学部建築学科教授 |
委 員 | 阿部 孝夫 | 高崎経済大学地域政策学部地域政策学科教授 |
〃 | 下平尾 勲 | 福島大学経済学部教授 |
専門委員 | 玉井 葉子 | まちの和研究所 |
(敬称略、50音順)
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