20年以上に及ぶ地方分権改革を経て、自治体の条例制定や法令解釈の余地は大幅に拡大し、近年では増加する争訟やコンプライアンス、危機管理への対応など、自治体法務はさまざまな局面に広がりを見せています。

　その一方、多くの都市自治体では、職員数の減少や採用試験における法律科目の廃止等によって、法務を中核的に担う人材（法務人材）の確保・育成が困難になりつつあります。

　そこで本交流会では、都市自治体の自治体法務への向き合い方、法務人材の役割や働き方、法務人材の確保・育成のための方策等について議論を行います。

日本都市センター会館7階 706会議室（東京都千代田区平河町2-4-1）

併せて、オンラインでの配信（Zoomウェビナー）を並行して行います。

※ 開催日直前の新型コロナウィルス感染拡大状況により延期や中止、またはオンライン配信のみの開催とする可能性があります。

13：00 　  　　    開場・受付開始

13：30　  　    　 開会

【第1部 基調講演】

13：35 - 14:35　 基調講演：令和時代の自治体法務への期待―「慣性」に「外力」を

　　　　　　　   【講　師】上智大学法学部 教授　北村　喜宣　氏

14：35 - 14:45 　休憩

【第2部 パネルディスカッション】

14：45 - 14:55　コーディネーターによる趣旨説明

　　　　　　　   東京都立大学法学部 教授　大杉　覚　氏

14：55 - 15:15　 話題提供①：原課の法務キーパーソンの必要性とその養成について

　　　　　　　   那須塩原市選挙管理委員会事務局 主査　蓮實　憲太     氏

15：15 - 15:35　 話題提供②：自治体という新しいフィールドへ―弁護士としての知識や経験を自治体法務に活かす―

　　　　　　　   豊田市総務部法務課 法務業務担当主幹・弁護士　瀧　薫子     氏

15：35 - 15:55　 話題提供③：流山市における法務人材育成のための取組み

　　　　　　　   流山市総務部総務課政策法務室 室長・弁護士　市野　真紗美　氏

15：55 - 16:10　 休憩

16：10 - 17:00    フリーディスカッション

17：00　 　 　     閉会