全国都市問題会議

第74回全国都市問題会議

第74回全国都市問題会議が、2012年10月11日(木)、12日(金)の両日、盛岡市にて当センター、全国市長会、公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所、盛岡市の共催で開催されました。 今会議のテーマは「『都市の連携と新しい公共』 ~東日本大震災で見えた「絆」の可能性~」

メインの会場となった大ホール。 全国都市問題会議は、全国の都市関係者が一堂に会し、当面する課題やその対応策について討議するとともに、情報交換を図ることを目的として1927年から開催されている会議です。

こちらはサブ会場の中ホール。メイン会場での会議の様子をリアルタイムでモニターを使って見ることができます。

足元が悪い中にもかかわらず、全国から約1560人の参加者のみなさんにお集まりいただきました。       【第1日:10月11日(木)】 ○基調講演 高成田亨 氏(仙台大学教授、東日本大震災復興構想会議委員) ○主報告 谷藤裕明 氏(岩手県盛岡市長) ○一般報告 平田オリザ氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授) 井口経明 氏(宮城県岩沼市長) 大矢邦宣 氏(平泉文化遺産センター館長)

第一日目は午前中に開会式、特別講演と基調講演、午後には主報告と一般報告が行われました。 写真は基調講演をされた仙台大学教授・東日本大震災復興構想会議委員 高成田亨氏。 ご自身のブログやツイッターなどでも積極的に情報を発信されています。 高成田享の部屋 高成田氏のツイッター

一般報告をされた平田オリザ氏。 大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授首都大学東京客員教授日本劇作家協会理事を勤めておられます。 【第2日目:10月12日(金)】 ○パネルディスカッション <コーディネーター> 広田純一 氏(岩手大学農学部教授、東日本大震災復興構想会議検討部会専門委員) <パネリスト> 多田一彦 氏(遠野まごころネット理事長) 西尾 雄志 氏 (早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター客員准教授、日本財団学生ボランティアセンター所長) 村山優子 氏(岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授、情報ネットワーク法学会理事長) 戸羽 太 氏(岩手県陸前高田市長) 大橋建一 氏(和歌山県和歌山市長

第二日目は、午前中にパネルディスカッションと閉会式、午後には盛岡市主催の行政視察が執り行われました。 写真はパネルディスカッション風景。 今後起こりうる大きな災害に備えるため、あるいは被災地の復興や地域振興のため、そして地域住民の連帯を柱とした自治体の活性化のため、いかなる「絆」をつくり、発展させていくか、今後の自治体にとっての重要な課題について議論しました。   東海・東南海・南海連動型地震といった大地震の発生が予測され、東日本大震災を契機として、大規模災害に対する危機管理意識が全国的に高まっている中、東日本大震災から浮き彫りとなった課題、今後の大規模災害時の自治体間における相互支援のあり方等について協議・意見交換を行った、大きな意味のある会議となりました。 今会議開催に伴い、大会宣言がなされました。大会宣言.pdf ◇第74回 全国都市問題会議 『都市の連携と新しい公共』 ~東日本大震災で見えた「絆」の可能性~ 【日時】 2012年10月11日 9:30~17:00 2012年10月12日 9:30~11:50 【場所】 岩手県民会館 (写真撮影:(公財)全国市長会館)

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